手術のトレーニング
- Yuki Miyabe
- 6月7日
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朝、病院に到着すると毎日短時間ではあるが腹腔鏡手術のトレーニングをする。
腹腔鏡手術を始めた最初の頃は一日に何時間も練習していた。

段ボール箱に穴を開けドライボックスをつくり、市販のテレビにビデオカメラを接続していろいろな練習をしてきた。でもこれだけで安全な手術ができるようになるわけではない。しかし野球の素振り、ギターの運指の練習、あるいは数学の計算練習などと共通する大切な基礎である。
朝のトレーニングをしないと何か居心地が悪いし、手術に難航したときに後悔するかもしれない。最近は腹腔鏡の鉗子操作を向上させるというよりも腹腔鏡手術の鉗子操作の限界を意識、確認する目的で行っている。
手術を続ける限りはこのトレーニングを続けるつもりである。