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粘膜下筋腫核出術後の生理の量の軽減:やや時間がかかることもある

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 6月9日
  • 読了時間: 2分

粘膜下筋腫でも子宮筋腫が子宮内腔への突出率が比較的少ないタイプがある。いわゆるFIGO分類でtype1やtype2以外の粘膜下筋腫である。これらは子宮筋腫の多くの部分が筋層内に存在している。これらも突出率は大きくないが、過多月経(生理の量が多い)や不妊症の原因になるから、手術の適応となることが多い。


結構大きな、例えば10cm以上のこのような粘膜下筋腫を核出することもある。その場合、子宮筋腫を核出(取り除く)したあとに正常子宮筋層を縫合する。できるだけ正確に縫合するが、手術終了時の子宮は正常子宮より遥かに大きいことが多い。このように一度大きくなった子宮はすぐにはもとの大きさに戻らず、時間をかけて小さくなっていくことが多い。


そのため手術後の生理の量は最初の数カ月は手術前のそれほど変わりないこともあり、患者さんもがっかりしてしまうこともある。しかし数カ月かけて子宮が小さくなっていくにつれて生理の量も徐々に減っていくことが多い。筋腫核出術後のおよそ6か月後ぐらいでその変化もなくなることが多い。


かなり個人差は多いが、少し気長に生理の量の軽減を期待することが多い。だから最初、生理の量が手術前とそれほど変わりなくてもあまり心配しないで経過をみてもらえたらと思う。


ただし、最終的にもやや生理の量が多いこともあるので、治療方針の選択の際には十分に説明をするようにしている。


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