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子宮全摘後にしばらくあまり重いものをもたないほうがよい理由

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 2月17日
  • 読了時間: 1分

腹腔鏡下子宮全摘術後の退院指導では、術後1〜3ヶ月の間はあまり重いものを持たないようにと説明している。


重いものを持って下半身を踏ん張るような動作をすると、お腹の中に強い圧力、すなわち「腹圧」がかかる。


手術で子宮を摘出した際、腟の突き当たりにあたる部分は縫合されている。これを「腟断端」と呼ぶが、この部位はちょうど骨盤の底に位置している。物理的に見て、腹圧がかかった際にもっとも力が集中しやすく、負担がかかりやすい場所である。


手術をした部位、つまり「きず(創部)」は、過度な力が加わると治癒が遅れる可能性がある。


 例えば、手に怪我をしてきずができた場面を想像してみると、治りかけている最中に、その場所をどこかにぶつけたり、無理に引っ張ったりすれば、再び出血したり治りが悪くなったりする。腟断端もそれと同じである。


もちろん、自宅に戻れば家事があり、仕事に復帰すれば重いものを扱ったり、踏ん張ったりする場面も避けられないこともある。あまり神経質になりすぎたり、心配しすぎて生活を制限しすぎたりする必要はないと思う。でも少しだけこんなことを気に留めて生活してもらえたらと思っている。


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