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​子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などへの
きずの小さな手術

4000例以上の執刀経験をもつ専門医が全例執刀します

子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などに悩む患者さんが少しでも安心して暮らしてほしい

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​担当医 宮部勇樹

1996年 浜松医科大学 卒業

2003~2005年 倉敷成人病センター

2005~2017年 浜松医科大学付属病院

​2018年~ 医療法人明徳会 新都市病院

日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(2008~)
日本内視鏡外科学会技術認定医(2008年~)

日本産科婦人科学会専門医

 2018年1月に、私が新都市病院に着任し、婦人科内視鏡手術を専門とする婦人科として新たにスタートしました。婦人科腹腔鏡手術を始めてから2025年3月までに22年間がたち、浜松医大在職時から併せて約4000件以上の手術を行いました。子宮や卵巣の病気にたいする婦人科手術の印象は、患者さんにはネガティブな感情がほとんどを占めることと思います。私も実際そう思っており、これからも変わることはないであろうと考えています。しかし、子宮や卵巣の病気にたいして内視鏡手術(腹腔鏡手術や子宮鏡手術)を行うことによりきずを小さくしたり、よりクオリティの高い手術が可能になることで、このようなネガティブな印象を少しでも軽くできることができるなら、とてもうれしく思います。内視鏡手術(腹腔鏡手術や子宮鏡手術)は患者さんに、そんな厳しい状況のなかで、ともすればときに新たな希望を生むこともできるのではないかと考えています。

​ 新都市病院婦人科では特に子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫(腫瘍)、骨盤臓器脱などの内視鏡手術(腹腔鏡手術や子宮鏡手術)を中心ととした診療を行っていきます。これらの病気に悩む患者さんが安心して受診できるような婦人科でありたいと思います。そしてこれまでの経験や知識に基づき、技術的に高度であり、精度の高い内視鏡手術(腹腔鏡手術や子宮鏡手術)を提供いたします。 

 またこれらの病気や手術以外にも、婦人科の症状や病気全般について診療を行っています。ちょっとした心配事から手術に関する内容まで気軽に受診できる婦人科でありたいと思います。          

​大切にしている3つのこと

​子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫への適切な治療

 子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などは産婦人科では比較的よくみられる病気です。直接生命に関わることは少ない病気ですが、病気の進行や程度によっては生命に関わってくることもあり放置しておくのは危険である場合がときにあります。また子宮や卵巣は妊娠するための臓器です。そのためこれらの病気によって不妊症の原因になる場合もあります。当科に受診される場合、すでに手術が目的である場合が多いのですが、もう一度病気についてよく知っていただくよう努めます。
 基本的には良性疾患(がんではない)であるため、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などにたいする治療方針や手術のタイミングはさまざまです。病気自体の進行や程度の他に、年齢、あるいは結婚しているかいないかなどによって方針が影響を受けます。また患者さん自身の人生観やライフスタイルも深く考慮する必要があります。できる限り患者さんの人生観やライフスタイルに寄り添いながら治療方針を考えるように努めています。また治療方針を考えるときには患者さんにも病気の現状をよく理解していただき、自身の健康を守るために何が必要かを納得していただくよう十分に説明をします。

すべての腹腔鏡手術を技術認定医が執刀します

    すべての腹腔鏡手術を日本産婦人科内視鏡学会技術認定医である宮部勇樹が執刀しています。2003年から2005年まで腹腔鏡手術の研修(倉敷成人病センター)を行い、その後浜松医科大学附属病院で本格的に腹腔鏡手術を開始し、新都市病院を含め、現在(2025年3月)までに、執刀件数は4000件を超えています。新都市病院婦人科では子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などの良性(がんではない)の病気のほぼ100%を腹腔鏡手術で行っています。この割合は全国平均よりも高く、ほとんどを腹腔鏡手術で行うことが可能です。また手術中に開腹手術に変更する割合は1%以下、また尿管、膀胱損傷の発生は0件、腸管損傷は1件であり手術の安全を保っています。当科の手術の適応として特徴的なものは、子宮筋腫によりかなり大きくなった子宮や、子宮内膜症で強いゆ着のある子宮全摘術も可能であることです。他院で腹腔鏡手術の対象外となった患者さんにも当科では可能であることがしばしばあります。また子宮内膜症では特に重症である深部子宮内膜症とよばれる状態においても対応しています。この場合、お腹の神経を温存した術式(骨盤神経温存)を行い、子宮内膜症の病変を切除しています。また子宮筋腫核出術は子宮筋腫の大きさや数の腹腔鏡手術の適応の制限もある場合がありますが、患者さんの状態に合わせて腹腔鏡補助下手術などを組み合わせて、お腹を縦に大きく切開することはほとんどなくなりました。

ひとりひとりが満足できる美容的に優れた腹腔鏡手術:細径鉗子を用いて

 新都市病院婦人科では腹腔鏡のスコープ(カメラ)をほぼ全例5mm径の太さで行うことでおへそや周囲のきずをできるだけ目立たなくしています。おへそや周囲はきずが目立ちやすかったり、おへそが変形したりするリスクがあります。特に腹腔鏡下子宮全摘術はほとんどの場合、5mmやそれ以下(3mm)のきずで手術が可能です。3mmの細径(細い)鉗子を活用した腹腔鏡手術は当科の特徴です。

 手術の安全性や根治性が損なうことがなければ、きずをより小さくすることは大切です。さらに顔や体格と同じように、お腹のかたち、またおへそのかたちも患者さんひとりひとりによって違いが大きいと考えています。患者さんひとりひとりに適した美容的に優れたきずの少ない腹腔鏡手術を行っています。

​診療のご予約・お問い合わせ  0120 288 283

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