top of page
検索

子宮全摘術後に重いものはどれくらいまで持ってよいのか?

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 2月21日
  • 読了時間: 2分

子宮全摘術後に1-3ヶ月は、腟断端への負荷を避けるためにあまり重いものを持ったり、腹圧をかける動作をできれば避けたほうがよいことを退院指導のときに説明している。


ではどれくらいの重さなら大丈夫なのだろうか?


実は具体的な重さというよりも腟断端に腹圧が掛かりそうな動作をできれば避けることが大切である。例えば重いものを持って踏ん張らざるを得ない状態、例えば一般的な女性であれば10kgの米袋をもったりすることかと説明している。でも最近はお米が高くなってしまって(泣)、5kgの米袋がメインになっているので少し分かりにくくなっている。他には2Lのペットボトルを両手に3本ずつ持つことかもしれない。でもあまり6本のペットボトルを持つことはあまりないと思う。どうしたらうまく説明できるのかと最近悩んでいる。


他に腰を落としてしゃがむ姿勢、あるいは筋トレとしてのスクワット、あるいは長時間すぎる散歩なども避けたほうが良さそうである。たまに退院後の休養中に引っ越しを計画する患者さんもいる。引っ越しの作業は重いものを持ったり、しゃがんだりすることが多そうである。できれば避けたいと思う。


でも一回の動作で、何か悪いことがおこることはほとんどないので必要以上に心配になる必要はないはずである。少しだけ気をつけて生活してもらえたらと思う。



 
 

最新記事

すべて表示
手術の前になぜ禁煙したほうがいいのか?

手術の予定が決まったとき、もしも患者さんが喫煙者であった場合はごく一部の場合を除いて禁煙をお願いしている。手術に迎えるにあたり、喫煙は手術予定のある患者さんにとってほとんど良いことがないのだけれど、ときどきなぜ禁煙しないといけないかと言われてしまうこともある。確かにいきなり断定口調で言ってしまって反省することもある。 婦人科腹腔鏡手術に関して、喫煙がもたらす主なリスクは①全身麻酔に関する呼吸器合併

 
 
皮様のう腫手術における卵巣機能温存:特に10・20代に患者さんにたいして

10代や20代という若さで卵巣腫瘍と診断されることは、ご本人やご家族にとってとても不安になってしまうと思う。とくに皮様のう腫はこの年代の女性の卵巣腫瘍でも最も頻度が高い。 皮様のう腫とは、卵子という生命の設計図が何らかの拍子に成長のスイッチを入れ、お腹の中で髪の毛や歯、脂肪などの組織を作り出してしまう疾患である。その多くは良性であるが、両側発生しやすいことが特徴の一つである。 これまでの文献や自分

 
 

© 2025. All rights reserved by miyabe yuki. 

bottom of page