top of page

Googleマップのクチコミに向き合う

執筆者の写真: Yuki Miyabe
Yuki Miyabe
2025年11月14日
読了時間: 2分

 新都市病院の婦人科についてGoogleマップのクチコミ欄に少ないながらときどきコメントをいただくことがある。新都市病院はSNSの対策などは全くしていないので受診された患者さんのダイレクトなコメントばかりである。

 

 ときにお褒めの言葉をいただくこともあり、そんなときは小踊りしたくなるほど嬉しい。でも当然のことながら手厳しい意見もいただいてしまうこともあり、こちらは正直かなり落ち込む。そんな投稿をしていただいた患者さんにはせっかく時間やお金を使ったり、こちらを信頼して受診してもらったのに本当に申し訳無いと思う。またこのような投稿はしていないだけで多く不満をもって帰宅された患者さんもいると思う。


 病院の体制やシステム、あるいは自分が男性婦人科医という限られた資源のなかで診療を安全に、でも素早く、納得して受診してもらえるように尽くしてはいるつもりではある。現時点で可能な限り、これで満足してもらえなかったらしょうがないという気持ちで行っている。でも患者さんの心の奥や思い、希望を理解できていない、あるいは想像できていないから厳しい意見をいただいてしまうのだと思う。


 また一方で自分の能力やセンスの限界を感じることもある。くすりの処方や入院の処置など実は患者さんの利便性、あるいは安心感などかなり気を使ったことが裏目に出て、そのことに対してGoogleマップのコメントでお叱りの言葉をいただいてしまっている。自分の考え方、患者さんをもてなすやりかたがずれているのかもしれないと残念な気持ちにもなる。


 しかしもしも今後も患者さんが受診してくれるようなことがあれば、全員が満足して帰宅してもらえる日がくることを夢見て、気づくことの努力をしたいし、改善ができることがあれば積極的に行いたい。

関連記事

すべて表示
かつて旅した国からの患者さん

学生の頃、いまから30年以上前に休みのたびにバックパックを担いてふらふらと旅をした国からの患者さんがときどき受診をしてくれる。 思い出してみるとその国々はベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、ミャンマー、台湾など多岐に渡っている。磐田のような地方の小さな街でも意外と色々な国の皆さんが生活していることがわかる。製造業の盛んな街だから比較的多いのかもしれない。 自分が実際に旅したそれぞれの国では、

 
 
お盆に考えたこと:25歳の青年の記録から

先日、両親の眠るお墓参りに行ってきた。 その墓地には、戦時中に建てられた、戦死された方が眠る一角がある。何年もその場所を通り過ぎていたのだが、ふと立ち止まって墓石の側面にある記録に目を向けた。そこには昭和14年、25歳という若さで亡くなった陸軍伍長についての具体的な記述があり、中国、満州での戦闘における最期が刻まれていた。 これまで戦時中のドキュメンタリーや映画、本には割と目にしてきたほうだと思う

 
 

© 2025. All rights reserved by miyabe yuki. 

bottom of page