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子宮全摘術:退院2週間後の痛み

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 3月24日
  • 読了時間: 2分

 子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などで腹腔鏡下子宮全摘術を行った場合、退院2週後に最初の術後診察となることが多い。


 そのときには患者さんはまだ痛みを訴えることが多い。とくに食事後に腸が動いたとき、あるいは尿がたまったときや排尿をするとき、あるいは便がたまったときや排便をするとき痛いとの症状が多い。


 手術直後や、入院中と比べると痛みは格段に少なくなっているが、退院後2週間たっても痛みがあるため心配される患者さんも多い。でも全く痛みはないという患者さんはほとんどいなくて、このような痛みがある患者さんのほうが圧倒的に多い。


 痛みの原因は、小腸や大腸などの腸管が動いたり、あるいは膀胱が大きくなったときに腹膜を刺激するためではないかと推測している。骨盤底で臓器の動きが大きくなったときに痛みが生じている印象が多い。


 このような痛みはその後約2~3週間後にはなくなることが多い。つまり手術をして約1か月を経過ぐらいで術後の痛みがなくなることが多い。申し訳ないけどそこまでは様子をみるしかないことが多い。逆に手術後に痛みが1か月ぐらいは続くことがあることを知ってもらえれば安心してもらえることが多い。


 ただし、その途中で、38-39度の高熱がでたり、じっとしていても腹痛が悪化したり、骨盤にひびいたり、うずくまりたくなるような痛みがでたときは早めに病院に連絡をするようにお伝えしている。

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