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子宮筋腫の硬さや色と手術

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

子宮筋腫は一般的には硬く、あたかもコブのように発生することが多い。色調はやや黄みがかった白色であることが多い。これが典型的な子宮筋腫の肉眼的(目で見た)所見である。子宮筋腫は子宮に発生した腫瘍であるが、最終的には摘出した検体の病理組織学的検査での確認が必要である。


硬かったり、色が白かったりすると、多くの場合は良性(がん・悪性ではない)である可能性が高いが、最終的には病理組織診断による。子宮筋腫は、術前のMRIによってかなりの精度で良悪性の鑑別ができるため、術中の肉眼所見は確認(もちろん最終確定には病理組織診断が必要である)のような役割も果たす。ただし、もし子宮筋腫が軟らかったり白色でなかったりする場合でも、その多くは「変性」と呼ばれる変化なので、術前MRIで良性と診断されていれば心配のないことが多い。しかし、このようなケースでごく稀に悪性の可能性を否定できない境界病変(STUMP)との結果が返ってくることがあるため、注意深く経過を見るようにしている。


手術自体、特に子宮筋腫核出術においては、子宮筋腫が硬い、つまり変性していないほうが一般的には操作しやすいことが多い。変性しているとつるりと核出しやすい場合もときとしてあるが、多くの場合、正常筋層との境界が不明瞭になって剥離が困難になったり、筋腫組織が一部残存して術後の再発リスクを高めてしまったりすることがある。実際に手術をしてみないとわからない部分も多いが、術前MRIでどの程度変性しているかはかなり把握できるため、あらかじめその状態を想定して手術に臨むようにしている。


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