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巨大子宮筋腫の子宮は意外と子宮動脈上行枝にアプローチしやすい

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

子宮筋腫が大きくなってしまったり、多発してときにお臍を超えるぐらいの大きさにまで子宮が大きくなってしまうことがある。その場合の子宮全摘は出血のリスクが高くなることがある。


その場合は子宮動脈を内腸骨動脈の分岐部でできれば遮断できるとよいが、子宮が大きすぎて側方への術野展開が難しいことがある。内腸骨動脈から子宮動脈への分岐部は骨盤のやや深いところに位置しているためである。


そんなときはこの位置での子宮動脈の遮断を諦めざることが多い。でもここで開腹手術に変更したりすることをすぐに考える必要はないと考えている。それは子宮動脈の上行枝が巨大頚部筋腫でもない限りは、比較的尿管から離れて存在しているためである。子宮動脈自体も延長していることが多い。子宮動脈の上行枝を左右ともに遮断できれば、その後に大出血するリスクはほとんどない。そのため静脈損傷に注意しつつ、諦めずに子宮側方の組織を少しずつ切離していく。すると子宮の可動性が少しずつよくなり、突然といった感じで子宮動脈上行枝に出会えることが多い。子宮動脈上行枝をここでしっかり凝固できると、その後の工程をすすめることができる。この工程もいろいろな順序でフレキシブルにすすめるしかないが、出血のリスクは格段に減っているのでやや大胆な戦略をとることができると考えている。これによって最終的に子宮全摘が遂行できることが多い。




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