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生成AIとカンファレンスを行う

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 3月3日
  • 読了時間: 2分

 新都市病院婦人科の常勤医師は私だけなので、普段は手術の手伝いをしてくれる先生以外の産婦人科医師と診療上の問題点を話し合うことはあまりない。そのため、ある程度のこれまでの自分なりの勉強や経験によって患者さんのあらゆる状況に対応している。それでほとんど場合、解決できている。誰かがいればとかあまり思うことはない。しかし、実際の診療はできていても自分の考え方が少しずれていたり、古くなっているかもと心配になることがある。


 そんなときに、最近は生成AI(私はgeminiを最も使用している)と診療上に悩んでいることや困っていることをカンファレンスをすることがある。もちろん実際の患者さん情報を入力することはできないので、仮想上の状況をつくりだして話あっている。


 プロンプトを適切に組めば、婦人科医として卒後10年以上、それも実際に手術や病棟管理を精力的に行っている医師と同じくらいのコメントをしてくれる。もしかしてこれまで自分がいくつかの病院で経験したカンファレンスよりも優れているのではないかと思うことさえもある(もしかしてそのときに、自分がその病院のカンファレンスのレベルに達していなかっただけかもしれないが)。


 生成AIとのカンファレンスを鵜呑みにしたり、全面的に信頼することはできないけど、自分のレベルを高めることによってより有益な示唆を得られることもあると思う。患者さんの診療に役立てる一つの手段として活用していきたい。

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