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5mmと3mmのきずの違い

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 1 日前
  • 読了時間: 1分

3mmの細い腹腔鏡手術用の器具で手術を行うことが多い。とくに腹腔鏡下子宮全摘術はそのほとんどの患者さんでこの器具を使っておこなっている。


では実際、5mmと3mmのきずの違いってってあるのかな?って思われてしまうかもしれない。実際こうやって5mm、3mmと書いていると、違いがあるの?って自分でも少し心配になってくる。


でも今日も腹腔鏡下子宮全摘術後の患者さんのお腹のきずをみさせてもらったけどやはり、5mmのきずは小さいけどそれなりに残っているけど、3mmのきずはほとんどわからなくなっている。


正直、5mmのきずは5mmといっても実際はもう少し大きい。3mmはほとんどこの3mmのままである。これは器具の性質にもよるのだけど、大きさの違いは確実に認識できる。5mmのきずは一般的に想像できる切り傷のようにしっかりと確認できるが、3mmきずはなにか擦れたあとのような細かな感じである。


手術後終了時も、5mmのきずは縫い合わせることが多いが、3mmのきずは専用のテープで固定するだけで十分である。手術翌日もこれだけでほとんどきず口は塞がっている。


やっぱり、5mmと3mmの違いはありそうである。3mmのきずは術後3か月もするとほとんどわからなくことが多い。安全性や確実性を確保したうえで、患者さんの痛みやきずのストレスをできるだけ軽減できたらと思う。

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