Dr. David Redwine Yuki Miyabe2024年11月15日読了時間: 1分去年の秋に敬愛するRedwineがなくなった。腹腔鏡手術を始めたときからRedwineのように手術を行い、学術的にも自分の信念を貫き、自分が手術する患者さんを大切にしたかった。Redwineがなくなってもう一年以上たつが未だに自分が手術を続けるに際してRedwineがいない世界に違和感がある。でもRedwineが残してくれた私への影響はずっと残る。これからもRedwineに学び続けよう。https://karger.com/goi/article/88/6/393/870456/In-Memory-of-David-Redwine
この20年での患者さんの変化:出生率に関係して先日、2024年度の日本の年間出生数が70万人割れとの報道があった。 長く産科診療には直接関与はしていないが、他の産婦人科の先生からはそれぞれの施設での分娩件数も減少傾向にあるときく。 腹腔鏡手術を始めて20年以上過ぎた。特に子宮筋腫、子宮内膜症など生殖領域にも関わ...
腹腔鏡手術とおへそ:でべそ、おへその変形を防ぐ婦人科腹腔鏡手術はおへその中、一番深いところに小さな切開をいれることがほとんどの場合必要である。なぜおへそに切開をいれるかというと、1つ目にはおへその部分は薄いこと、2つ目にお腹の中の全体が見渡しやすいこと、3つ目におへそはへこんでいるのできずがきれいに治りやすいことである...
子宮摘出後の卵巣のフォロー子宮筋腫や子宮腺筋症で子宮全摘をするとき、まだ閉経前であることが多い。閉経前ということは卵巣がまだ機能していて女性ホルモンを産生している。そのため原則卵巣を残すことになる。 ところで産婦人科医は患者さんに内診台で経腟超音波検査(エコー)をするときに基本的には子宮と卵巣...