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偽閉経療法(レルミナ、イセルティ、リュープロレリンなど)時の出血

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症の手術前に偽閉経療法(レルミナ、イセルティ、リュープロレリンなど)を行うことは多い。これは卵巣からの女性ホルモンを低下させることによって、手術前に子宮筋腫を小さくして手術をしやすくしたり、生理や出血を止めて貧血を改善する目的に使うことが多い。


このようなくすりを患者さんに説明するときには、「生理や出血をとめるくすりです」と割とシンプルに言ってしまうことが多い。もちろんその説明に加えて、リュープロレリンの場合はフレアアップ後の出血があったり、粘膜下筋腫の場合は出血が続くことが頻繁にあることも説明しているつもりではある。しかし、患者さんにとって「生理が止まる」という言葉のインパクトが強いせいか、出血が始まってしまうと結構心配されてしまう場合もある。


申し訳ないが、それほど出血量が多くならず、採血でも貧血が進行していなければ様子を見ることが多い。ただし粘膜下筋腫、特に子宮内腔に突出している体積や面積の多い粘膜下筋腫は、出血量が多くなってしまうことがある。実際に偽閉経療法を行っているときに出血量が増加して緊急手術を行ったこともある。


このような大量出血はめったに起きないので過度に心配する必要はない。しかし、大量出血がおきるリスクがある粘膜下筋腫のある患者さんには、少し心配になってしまうかもしれないが、できるだけ情報を正確に伝えておくこと、また出血量が増えたときはできるだけ早く連絡してもらうように説明している。

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