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手術の難しさの評価は2つにわける:1年に数件の特に難しい手術とその他のほとんどの手術

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

手術がどれくらい難しそうかは手術前の評価でおおよその目安がつく。手術を長く行っていることもあり、以前よりその評価はだいぶ正確になってきていると思う。


手術の難しさを考えるとき、大きく分けて2つに考えている。


1つ目が、ごく一部のとても難しそうな手術である。割合からいって1年に数件である。子宮全摘では、例えば、子宮全体の大きさ、子宮筋腫の個数、発生位置、大きさ、可動性、子宮内膜症の有無、また過去の手術歴、その手術内容や所要時間によって評価している。たとえば子宮が臍の直下まであり、卵巣にはチョコレートのう腫があり、子宮筋腫が頚部よりに発生していて、また過去に子宮筋腫核出術や子宮内膜症の手術をしている、そしてさらにはその手術時間が5時間もかかっているような患者さんの場合はやはり最高のリスクと考えている。こういった場合に、手術前には患者さんにはさらに慎重な説明をするし、実際手術は4時間以上かかることが多い。


2つ目は、1つ目に述べたとても難しい一部の手術以外の、ほとんどである。意外に思えるかもしれないけど、だいたいそのように考えている。


しかし2つ目のグループの手術が決して簡単であったり、絶対に大丈夫であるというわけではない。どの手術も、慎重さを欠くことはできないし、短時間で無事に終わったとしても術後感染を起こしてしまうこともある。またお腹のなかをみて初めて、思ったよりも難しかったりすることもある。


結局は、ほとんどの手術は当然のように100%大丈夫といったことはなく残念に思うけど、100%の安全、そして患者さんが無事に自宅に帰ることができるを目指して準備をしたり、実際の手術に望みたい。

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