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手術中の音楽

執筆者の写真: Yuki Miyabe
Yuki Miyabe
9 時間前
読了時間: 2分

 全身麻酔下で手術を行うときに、手術室に音楽をかけて手術を行う場合とそうでない場合がある。これは術者が自分が集中できたり、リラックスできたりして自分の好みの音楽を希望する場合と手術室のスタッフが音楽を流してくれる場合がある。患者さんは全身麻酔がかかっているので患者さんにとって最善であり安全な手術ができるのであれば音楽の有無は術者やスタッフの方針で良いと思っている。


 私に関しては自分が執刀医として手術を行うときには、手術室には音楽を流さないようにしてもらっているし、自分でも音楽をリクエストすることはない。個人的には以前からなにか集中したり、勉強しようとしたりするときは音楽あるいはラジオなどの音声があるとそれの妨げになることを長年の経験で実感している。またたぶん普通より音楽はかなり好きなので、ギターのリフやベースラインを聴き入ってしまう可能性があるし、また日本語の歌詞だとその意味を考えこんでしまう恐れがある。そうしたリスクを避けるため、手術中は音楽を一切流さないと決めている。


 また、音楽の好みには大きな個人差があるし、そもそも関心の度合いも人それぞれである。手術で執刀するのは自分だけど、麻酔科の先生や看護師などのスタッフがいて手術は初めて成り立つものなので、やはり手術、特に腹腔鏡手術の術中の手術室といった空間ではできるだけ余分な音のない空間がコミュニケーションの上でもよいのではないかと考えている。


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