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最初に執刀した医師が、あらゆる段階に携わる

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 9 時間前
  • 読了時間: 2分

The patient going through a surgical complication need all the support she can get from family, friends and the treating staff. Although the surgeon responsible for a complication will naturally feel the embarrassment and sometimes will want to avoid the patient and family, this is not helpful to anyone. The surgeon should not withdraw from the patient unless asked. Time at the patient's bedside will help provide an important part of the emotional support which will be helpful in the psychological healing which must accompany the physical healing. The patient will appreciate that her original surgeon is with her at every step the process and has not abandoned her. (David B Redwine, Surgical Management of Endometriosisから)

手術の合併症を経験している患者は、家族、友人、そして医療スタッフから得られるあらゆるサポートを必要としています。合併症を引き起こした責任のある外科医は、当然ながらきまりの悪さ(当惑や罪悪感)を覚え、時には患者や家族を避けたいと思うこともあるかもしれませんが、このような態度は誰のためにもなりません。

外科医は、患者から拒否されない限り、そのもとを去るべきではありません。患者のベッドサイド(病床)で過ごす時間は、身体的な回復と同時に不可欠である精神的な回復(心の癒やし)を促すための、重要な心の支えとなります。患者は、最初に執刀した医師がプロセスのあらゆる段階で寄り添い、自分を見捨てなかったことに感謝するはずです。


これはこのブログの一番最初の記事にした内容とまったく同じで、米国の子宮内膜症手術の専門家、David B Redwine先生の著作の一節である。日本の手術書や教科書ではこのような医師の哲学的な内容はあまり目にすることはなく、医療文化の違いや患者さんとの契約関係、あるいはテキストとしてのありかたの違いが背景にあるらしい。


合併症の自分の行った手術の患者さんの調子が思わしくなくないとき、あるいは想定外の事態に陥ってしまったときにはいつもこの一節を思い出している。正直、執刀医である自分も苦しいことが多い。しかしこのことを思い出すことによって患者さんのベッドへ向かう足取りが軽くなるわけではないけど、足は確実に向かっている。


もしも患者さんが自分の手を離れてしまっていている場合、更に何もできないときでもまったく同じで気持ちでいる。

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