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PMSと自分を責めてしまうこと

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 12月2日
  • 読了時間: 2分

 PMSでは生理前の身体的な不調に加えて、あるいはそれ以上に精神的な「自己嫌悪」に深く傷ついている患者さんがしばしばみられる。


「子供に些細なことで怒鳴ってしまい、自己嫌悪におちいる」 「仕事で小さなミスをしただけなのに、自分は価値のない人間だと感じてしまう」 「パートナーにひどい言葉を投げつけてしまい、後悔の念でどうしようもなくなる」


 このように自分は本当はこんなネガディブな態度や発言はしたくないのについそれが出てしまうことがある。さらにそんな態度や発言をした自分が自己嫌悪の念にかられて苦しくなる。これはPMSや、より精神症状が強いPMDD(月経前不快気分障害)の「症状の一つ」である。生理前は女性ホルモンの急激な変動により、安心感をもたらす脳内物質(セロトニン)が一時的に低下する。その影響で、脳がネガティブな感情にブレーキをかけられなくなり、「全て自分のせいだ」という思考のループに陥りやすくなる。


 この状態はとても苦しいと思う。まず感情を乱してしまった自分、さらにはそれをうまくコントロールできない自分、これらに悩み、自分をひたすら責めてしまう患者さんがいる。またこんなにひどいのは自分だけではないかと悩んでいる患者さんもいる。PMSで受診される患者さんは本当に苦しそうなこともあり、こちらもなんとかしてあげたいといつも思う。いくつか方法はあるので婦人科に受診をしてもらえたらと思う。


 
 

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