top of page
検索

続けることの大切さ

  • 執筆者の写真: Yuki Miyabe
    Yuki Miyabe
  • 1月25日
  • 読了時間: 1分

 午前に昨日手術した患者さんを診察して、午後は来週末に予定されている子宮筋腫や子宮内膜症のプレゼンテーションの準備をした。その後はこの数カ月楽しみにしていたフラワーカンパニーズの磐田FMStageのライブに行くことができた。この10年以上ずっと励まされていたフラワーカンパニーズのライブに職場から歩いて行けるなんて!!ライブの途中で入院中の患者さんに何かあってもダッシュで病院に戻れるし。


ree

 フラワーカンパニーズは大きなヒット曲もないのに(申し訳ありません)、ずっと素敵な楽曲を発表しライブを全国で続けている。しかもメンバーのみなさんは自分と同い年(1969年生)であり勝手に同志のような気持ちでいる。ロックバンドを35年も続けるなんて運営上の苦労も相当あると思う。でもそんな姿にとても共感するし、フラワーカンパニーズに励まされるように、自分も婦人科腹腔鏡手術で患者さんに少しでも長く貢献できるように努力したい。続けることができるのは運ではなく本当の実力であるのだから。

 
 

最新記事

すべて表示
子宮後壁の大きな子宮筋腫とゆ着

子宮筋腫の中でも子宮後壁(裏側、背中側)に発生した大きな筋腫は尿閉の原因にもなり得るが、他にも注意することがある。それは子宮筋腫と周辺臓器のゆ着(くっつくこと)である。  そのゆ着は2つの理由によって生じる。  1つ目に、子宮後壁に発生した子宮筋腫は常に直腸と接していることが原因でゆ着が発生する。何年、何十年も子宮筋腫と直腸が接していたり、物理的に摩擦が起きたりしていると ゆ着が生じる場合がある。

 
 
縦方向か、横方向か?子宮筋腫の出っ張りと手術の難易度

子宮筋腫の発生の仕方で体の縦方向(上下)、あるいは横方向(左右)への出っ張りがどのくらい大きいかは手術、特に子宮全摘術の難易度を決める重要な因子である。  一般に縦方向に子宮筋腫、あるいは子宮が大きいときはかなり大きいものまでそれほど手術の難易度は高くならない。しかし横方向に大きく出っ張った子宮筋腫、子宮は手術の難易度が格段に高くなる。それほど大きくない子宮筋腫であれば横方向に出っ張っていても問題

 
 
手術のイメージを外来の診療でもいかす

新都市病院の婦人科では手術もするし、もちろん手術前後の患者さんの外来診察もする。また手術の対象ではない一般の婦人科の病気や症状の患者さんの診察もする。  普段手術をしているとさまざまなお腹の状態に遭遇することができる。外来での内診や超音波検査ではイメージしにくい子宮や卵巣の微妙な違い、例えば色や硬さなどの触感、腹膜の状態、また腸管のゆ着なども手術でお腹の中を確認することで初めて確認できることがある

 
 

© 2025. All rights reserved by miyabe yuki. 

bottom of page